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Signpost -Digital職人への道しるべ-Side-2


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目ざせ!Digital職人
3人のターゲット
 世の中には「内職商法に騙されやすい人」というのがいます。
 ただ単に考えが甘いとか注意力が散漫だとかいう理由だけではありません。その人の置かれた境遇が、見事なまでに内職商法業者のターゲットにはまってる、というケースが多々あるのです。
 さて、どんな人が内職商法にひっかかりやすいのでしょう?典型例3つを見てみましょう。

アイデンティティ欠乏症夢見る花園主婦タイプ 自己満足の図
【特  徴】
・深刻な経済状態には置かれていない
・特に熱中する趣味がない
・学生時代は比較的成績は良い方だったと自負している
・仕事も結構出来る方だと自負している
・主婦になって社会から隔絶したような気分になっている
・専業主婦であり続けるのはつまらないと思っている
・人から誉められたり羨ましがられることに快感がある
・頑張っている自分が好き
【このタイプへの口説き文句】
「甘い考えではやらないで下さい」
「厳しいけど、あなたなら大丈夫」
 OL時代はバリバリ仕事をこなした私なのに、結婚してからは家事ばかりで、なんだか社会から取り残された感じ。同世代で働いてる女性はみんな輝いて見える。私もただの主婦なんかじゃなく、ああなりたい・・・。
案外こういう主婦は多いです。そして、そういう主婦が多いからこそ、内職商法業者もまっさきにこの手のタイプをターゲットにするのです。
 このタイプの人が求めているのは「収入」以上に「仕事をしている自分」です。もっとつきつめると「何か意義のあることのために頑張ってる自分」です。だから、収入が得られなくても、資格試験や課題提出のために努力することで自己満足するので、不平不満を言う確率が低いのが特徴です。業者にとってはありがたい客ですね。
 ご近所でも「ゴメ〜ン、私、ちょっと仕事で忙しくて」などと言って周囲から羨望の眼差しで見られることに快感を覚えたりするので、目が醒めるのに時間がかかります。気がつくと全額返済済み、収入は結局ゼロ、なんて結果になりかねません。少しでもこのタイプの傾向のある人は、「専業主婦<働く女性」という固定概念をとっぱらって、自分の存在意義というものをもう一度見つめ直すことをおすすめします。

やりくり限界子育て奮闘主婦タイプ 子供の昼寝中は暇の図
【特  徴】
・乳幼児もしくは幼稚園にあがる前の子供を抱えている
・深刻ではないが、家計は少々苦しい
・節約が苦手、もしくは節約に限界を感じている
・「子供がいるから外には働きに出られない」が口癖
・子供を預かってもらえるあてが全くない
・忙しいとはいえ、家庭内で暇な時間はそれなりにある
【このタイプへの口説き文句】
「お子さんのいる方々も頑張ってますよ」
「空いてる時間を有効に活用できますよ」
 暇だった時代はお金に余裕があり、収入を増やしたくなった時には暇なし状態、という皮肉な状況にあるのがこのタイプの人です。やりくりで家計を助けるのにも限界を感じていて、根本的な収入を増やすには働くしかない、でも働きには出られない、というジレンマに身悶えしています。
 「働きに出る」という選択肢を「無理」と排除しているため、収入を得るための選択肢はほとんどありません。内職商法業者が仕掛ける「在宅で出来ますよ」「空いてる時間に出来ますよ」という甘い罠は、彼女たちにとってはまさに「理想の仕事」。内職商法というものの存在を知らなければ、簡単に契約してしまいます。
 本当に在宅で仕事をしてる人は、家の中にはいるものの、全てにおいて仕事優先のため、こうしたタイプの人が想像してるような「子育ての合間の暇な時間に仕事」というような状況にはありません。「仕事の合間に子育てと家事」が実情です。そのため、自宅にいながら実家や託児所に子供を預けている人もいます。「在宅なら両立可能」と考えていると、その隙を内職業者に漬けこまれますよ。
 在宅であれ外に働きに出るのであれ、子供を預かってもらえるアテがないと、この時期に仕事をするのはほとんど不可能なのです。せめて子供が幼稚園にあがるまでは、仕事は諦めてやりくりに励むのが良い選択です。

就職・再就職不安仕事探し疲労タイプ 私の画力ではその深刻さが表現できません。
【特  徴】
・リストラされた人・就職浪人・来年就職予定の人
・実際に面接なども受けているが未だ採用されない
・仕事を真面目にこなす自信はある
・資金面にゆとりがないので、冒険はしたくない
・疲労のため、判断力が低下している
・フリーターで食いつないじゃえ、という意識は薄い
【このタイプへの口説き文句】
「月々○万円は確実に稼げます」
「この地区の採用枠はあと1名です」
 内職商法の被害者といえば主婦と相場が決まっていたのに、不況の折から、最近はこのタイプがじわじわと増えています。
 事情が事情なだけに、騙されたと気づいた時、仕事が決まったと喜んでいる家族にとてもじゃないけど真実を打ち明けられない、という人が多いようです。特にリストラ組の場合は、家計を支えなくてはいけない立場もあり、ダメージはいっそう深刻です。
 もともと“在宅”に魅力を感じてる訳ではないため、判断力が戻ってきて「何かおかしい」と気づけば、すぐに解約行動をとれるのがこのタイプの特徴です。騙されても、金銭的被害は他の2タイプより軽く済むでしょう。とはいえ、精神的ダメージは他の2タイプ以上のものがあると思います。やはり日頃から騙されないための注意は怠らないようにしましょう。

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